男子は東福岡 圧巻の初制覇、失セット数わずか1で2冠

[ 2015年1月12日 05:30 ]

<東福岡・大村工>初優勝を決め、喜ぶ東福岡の選手たち(手前)

春高バレー最終日

(1月11日 東京体育館)
 決勝が行われ、女子は金蘭会(大阪)が大阪国際滝井に、男子は東福岡が大村工(長崎)に3―0でストレート勝ちし、ともに初優勝を決めた。金蘭会は全国高校総体、国体との3冠を達成。東福岡は総体に続き、2冠となった。金蘭会は1年生エースの宮部らの強打で大阪勢対決を快勝した。東福岡は第1セットを25―22で奪うとその後も2年生の主砲金子を軸に得点を重ね、九州同士の一戦を制した。

 福岡代表の東福岡は、失ったセット数がわずか1という圧巻の優勝。盤石と言える歩みに、藤元監督は「全ての全国大会で日本一を目標にしてやってきた。忍耐強く我慢強くやってくれた」と喜んだ。これで全国高校総体と、自校の選手主体で制した国体に続くタイトルとなった。大村工とは互いに中央からの速攻を警戒する展開。サイド攻撃に偏った相手に対し、エース金子のバックアタックや時間差、コンビでの攻撃を絡めて押し切った。

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2015年1月12日のニュース