Ｗ杯個人第１５戦は強風中止、葛西残念「ぶっ飛びたかった」

Ｗ杯個人第１５戦の優勝を狙っていた葛西は、大会中止を悔しがった

　ノルディックスキーのＷ杯ジャンプ男子は、１１日にオーストリア・バートミッテルンドルフでフライングヒルの個人第１５戦（ＨＳ２２５メートル、Ｋ点２００メートル）が行われる予定だったが、強風のため中止となった。

　１０日の第１４戦で５位に終わった葛西紀明（４２＝土屋ホーム）は、得意のフライングヒル（ＨＳ１８５メートル以上）での大会だったうえ、１１日が父の誕生日で優勝を狙っていたこともあり、「残念の一言。勝てる調子なので。Ｗ杯総合の争いにも響く」と無念の表情。自身のブログでも「チクショー！フライングぶっ飛びたかった！」と悔しがった。次戦は１５日のビスワ（ポーランド）となる。