松山 体幹強化で激しい起伏コース対応、高いパーオン率が実証

[ 2015年1月12日 05:30 ]

5位に浮上しギャラリーの声援に応える松山 (AP)

USPGAツアー 現代自動車チャンピオンズ大会第2日

(1月10日 ハワイ州カパルア プランテーション・コース=7452ヤード、パー73)
 プランテーション・コースは米ツアー屈指のアップダウンの激しいコース。打ち下ろしの17番パー4は高低差が47メートルもあるほどだ。フェアウエーにはうねりもあり、フラットなライから打てることはほとんどない。

 松山はそうしたライからでも正確なショットを連発している。斜面でスイングするためには体幹と下半身の強さが必要となる。2日間を通じて全体6位の86・11%という高いパーオン率を維持しているのは技術はもちろんフィジカル面が強化されている証拠だ。

 関係者によると、オフに入った先月、国内で筋力トレーニングを行った。飯田光輝トレーナー(37)の指導で体をいじめ抜いた。松山の体は明らかに大きくなっている。本人は「体を動かす程度しかやっていない」と言い、具体的な数値は明かさないが、胸板が厚くなり、腰回りや太腿も太くなった。その成果が年明け初戦で早速表れている。

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2015年1月12日のニュース