小田孔、3位で初の賞金王 優勝は宮本、藤田は崩れ28位

[ 2014年12月7日 16:25 ]

初の賞金王に輝き、笑顔でボードを掲げる小田孔

 日本シリーズJTカップ最終日(7日・東京よみうりCC=7023ヤード、パー70)は今季ツアー最終戦。6位で出た42歳の宮本勝昌が6バーディー、1ボギーの65で回り、通算9アンダーの271で逆転、今季2度目の優勝でツアー通算10勝目を挙げ、賞金4千万円を獲得した。66をマークした36歳の小田孔明が6アンダーで3位に入り、650万円余りを上積みし、約1億3731万円で初の賞金王に輝いた。

 1打差の2位にプラヤド・マークセン(タイ)、小田孔と並ぶ3位に武藤俊憲、松村道央らが続いた。石川遼は通算1アンダーで15位だった。賞金3位の近藤共弘は2オーバーの17位、賞金4位の岩田寛は7オーバーの25位、賞金2位の藤田寛之は78と崩れ、11オーバーの28位に終わった。

 ▼宮本勝昌の話 4年ぶりにこの大会に出て、プレーできるだけで満足していたが、最後の最後にご褒美を頂けて夢みたい。家族の目の前で優勝できたのは初めてなのでうれしかった。

 ▼小田孔明の話 めっちゃうれしい。(実感は)まだ分からない。2014年のゴルフ界を引っ張ることができたかな。この1年全てがいい経験だった。賞金王になったという自負で、来年からまたやっていけると思う。

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2014年12月7日のニュース