松山“水入り”暫定8差14位 雨中断で失速

[ 2014年12月7日 05:30 ]

第2ラウンド、11番でティーショットを放つ松山英樹

米男子ゴルフ ヒーロー・ワールドチャレンジ第2日

(12月5日 フロリダ州ウィンダミア アイルワース・クラブ(7354ヤード、パー72)
 天候不良による中断があり2人がホールアウトできなかった。6位から出た松山英樹(22=LEXUS)は4バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの73で回り、通算3アンダーで暫定14位に後退。首位との差は2打から8打に広がった。1ホールを残し、通算11アンダーまで伸ばしたジョーダン・スピース(21=米国)が単独首位をキープしている。

 大雨による中断で流れが変わった。松山は13番までに3つスコアを伸ばしていた。迎えた14番、ティーショットをフェアウエーに運んだところで中断。約1時間半後に再開したが、残り109ヤードから50度のウエッジで打った2打目がグリーンをオーバー。奥の茂みに入り、3打目でも乗せられず、4オン2パットで痛恨のダブルボギー。15番パー3、18番パー5はいずれもバンカーに苦しみボギーを叩き失速した。

 「14番の2打目はちょっとだけ飛びすぎた結果がダボになった。もったいなかった。バーディーを取りたくて…もう少し慎重にいけば良かった」と松山は悔しがった。

 それでも内容は悪くない。特にパットには「ストローク自体凄く良く打てている。ラインがボール半分、1個分ずれている。そこが決まれば」と手応えがある。首位とは8打差に開いたが「バーディーをたくさん取ってもボギー、ダボを打ったら厳しくなる。しっかりやっていければ」と3日目以降に視線を向けた。

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2014年12月7日のニュース