早大 小倉の活躍で2年連続で早明戦制し2位 明大は3位

[ 2014年12月7日 15:49 ]

 関東大学ラグビー対抗戦は7日、東京・秩父宮ラグビー場で伝統の早明戦が行われ、早大が37-24で勝利した。対抗戦は全日程が終了し、早大は2位、明大は3位となった。

 試合は前半4分、明大のSO田村(3年)がPGを決めて3点を先制。同5分にはCTB梶村(1年)が相手選手をハンドオフで飛ばしてディフェンスラインをブレークすると、自ら蹴ったボールをインゴールで抑えて両チーム通じて初トライ。兵庫・報徳学園高3年だった昨年10月、高校生で唯一日本代表合宿に練習参加した期待の大物ルーキーが秩父宮を沸かせた。

 早大は同11分にCTB小倉(4年)がPGを決めて反撃を開始。27分には小倉のトライとゴールで10-10の同点に追い付くと、37分に小倉のPGで逆転。前半終了間際には1トライを追加し、早大が18-10とリードして折り返した。

 後半は1トライずつを取り合い、早大の23-17で迎えた後半35分、早大のWTB荻野(4年)が接戦にけりを付けるトライ。同40分には再び小倉がトライを決め、早大が2年連続で早明戦を制した。

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2014年12月7日のニュース