伊東4位、葛西は2回目巻き返して12位 W杯第4戦

[ 2014年12月7日 05:30 ]

個人第4戦で12位の葛西紀明

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は6日、リレハンメルで個人第4戦(HS138メートル、K点123メートル)が行われ、伊東大貴(雪印メグミルク)が125・5メートル、138メートルの292・0点で4位に入った。

 第3戦を制した42歳の葛西紀明(土屋ホーム)は1回目に118・5メートルで28位と出遅れ、2回目に127・5メートルで巻き返したが、12位だった。

 グレゴア・シュリーレンツァウアー(オーストリア)が127・5メートル、138・5メートルの302・7点で昨年12月以来の通算53勝目を挙げた。小林潤志郎(雪印メグミルク)は139メートルだった1回目に転倒したものの、28位。清水礼留飛(雪印メグミルク)は47位で2回目に進めなかった。

 ▼葛西紀明の話 難しい試合だった。悔しいが、いいジャンプができれば(10位以内に)残れたと思う。いろいろ迷いがあった。

 ▼清水礼留飛の話 いろいろ試したが、どれもかみ合わない。練習で1本だけいい飛躍が出たが、あとは同じことをしても同じ飛躍ができない。

 ▼小林潤志郎の話 (転倒は)もったいなかった。とりあえずW杯得点(30位以内)は取れたので、7日もしっかりやる。

 ▼伊東大貴の話 そこそこの飛躍ができれば、トップ10には入れると思っていた。上の3人の方がうまく条件に対応したと思う。(共同)

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2014年12月7日のニュース