遼 スイングに違和感、パット好調なのに39位後退

[ 2014年8月24日 05:30 ]

2番でバンカーショットを放つ石川

USPGAツアー バークレイズ第2日

(8月22日 米ニュージャージー州パラマス リッジウッドCC=7319ヤード、パー71)
 13位で出た松山英樹(22=LEXUS)は3バーディー、2ボギーの70と1つ伸ばし、通算4アンダーの138、首位と4打差の16位で決勝ラウンドに進んだ。石川遼(22=CASIO)は2つ落として73、通算2アンダーで10位から39位に後退した。65をマークしたアダム・スコット(34=オーストラリア)ら2人が通算8アンダーで首位に並んだ。

 石川のスイングに乱れが生じた。前半の3番で1Wを右の林に打ち込んだものの「きょう一番いいスイング」と自信をつかんだはずだった。しかし、木の真後ろに球が止まり、第2打はアイアンでスライスをかけてフェアウエーに脱出。ナイスリカバリーだったが、「怖いショットだった」と振り返ったように石川に嫌なイメージを植え付けた。木に当たって跳ね返る可能性や、根っこで手を痛める危険性もあったため、体が浮き上がりスイングに違和感が残ったという。そのため、フェアウエーキープは14ホール中4回で全体120位の28・57%。「ドライバーは打てば打つほど悪い方向にいっている」と険しい表情を見せた。

 1番で12メートル、16番で8メートルのバーディーパットを沈めるなど、2日間の合計51パットは3位。「パターに楽をさせたい。2日間、これだけショットが悪くてもこの順位にいる。いいショットが出せれば、4、5アンダーを目指せる」とショットでの浮上を期した。

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2014年8月24日のニュース