浅見 1年の充電期間明けは準決勝敗退「試合は楽しめた」

[ 2014年8月24日 05:30 ]

全日本実業個人選手権第1日

(8月23日 兵庫県尼崎市 ベイコム総合体育館)
 昨年の世界選手権以来1年ぶりの試合となった女子48キロ級元世界女王の浅見八瑠奈(26=コマツ)は準決勝で敗退した。12年ロンドン五輪男子60キロ級銀メダリストで同66キロ級の平岡拓晃(29=了徳寺学園職)は準々決勝敗退。敗者復活戦でも敗れ、11月の講道館杯出場を逃した。

 10、11年の世界選手権を連覇した浅見は準決勝で伊部尚子(常翔学園ク)に敗れてもすがすがしい表情。「1年ぶりに畳に立ててうれしい。楽しめた」。銀メダルを獲得した昨年8月の世界選手権後は充電期間とし、今年3月にはフランスで練習しながらホームステイも経験した。「自分の柔道を見つめ直す時間をつくれたのはマイナスではない」。次は11月の講道館杯に出場予定だ。

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2014年8月24日のニュース