白鵬 31度目優勝へ憧れの双葉山で勉強、若い衆にも指導

[ 2014年8月24日 05:30 ]

子どもふれあい交流大会でカローリングを楽しむ白鵬

 大相撲秋場所(9月14日初日、両国国技館)で史上2位タイとなる31度目の優勝を狙う横綱・白鵬(29)が、憧れの双葉山の相撲から自らを見つめ直した。23日に行われた宮城野部屋の徳島合宿2日目の朝稽古中、若い衆に対し「みんな相撲のビデオを見なさい。自分に合っている力士を勉強すること」と指導。

 自身の経験を踏まえた上での発言で、白鵬にとっての教材は前人未到の69連勝を達成した“昭和の角聖”双葉山だ。先場所はV30を果たしたものの、豪栄道戦と稀勢の里戦では攻めを急いで墓穴を掘った。「双葉関は勝つ相撲を取らなかった。勝ちにいくのではなく流れに任し、いい相撲を取れば結果はついてくる」と“勉強済み”であることを明かした。

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2014年8月24日のニュース