豪栄道 大関昇進へ 名古屋場所千秋楽で12勝目

[ 2014年7月27日 17:45 ]

<名古屋場所千秋楽>殊勲賞獲得し、トロフィーを高々と掲げる豪栄道

 大相撲名古屋場所千秋楽の27日、12勝目を挙げた関脇豪栄道(28)=本名沢井豪太郎、大阪府出身、境川部屋=について、日本相撲協会の北の湖理事長(元横綱)は審判部から要請された場合、大関昇進を諮る理事会を開催することを明言した。豪栄道の昇進が事実上決まった。

 昭和以降最長の14場所連続で関脇に在位している豪栄道は春場所で12勝、夏場所で8勝。今場所の12勝で直近3場所の合計を32勝とし、昇進の一つの目安となっている33勝に近づけた。

 昇進問題を預かる審判部の伊勢ケ浜部長(元横綱旭富士)は同日の取組前、12勝となった場合について「(審判部の)みんなで話をした。今後も強くなる余地があり、昇進があってもいい」と、理事会の開催を要請する方針を示していた。

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2014年7月27日のニュース