木戸「芹沢先生」の前で2差3位浮上 師匠が優勝太鼓判

[ 2014年7月27日 05:30 ]

18番ホール、グリーンでラインを見る木戸愛

女子ゴルフツアー センチュリー21レディース第2日

(7月26日 静岡県伊豆の国市 伊豆大仁カントリークラブ=6531ヤード、パー72)
 前週5位に終わった木戸愛(24=ゼンリン)が15番から3連続バーディーを奪うなど6バーディー、1ボギーの67と追い上げ、首位と2打差の3位に浮上した。2週連続優勝を狙う成田美寿々(21=オンワードホールディングス)も同じく3位につけた。2日連続67のウェイ・ユンジェ(34=台湾)が通算10アンダーで首位に立った。

 木戸が今年から指導を受ける「芹沢先生」の前で、2週前の静岡合宿の成果を見せた。練習で主に取り組んだのがアプローチだ。7番でグリーン手前に外しながら転がしてピタリと寄せてピンチをしのぐなど、「アプローチで拾えたので、集中力が途切れなかった」と前半でスコアを3つ伸ばす。後半はさらに加速。17番で10メートルを沈めると、3連続バーディーも記録した。

 6月のニチレイに続き2試合目の観戦となった芹沢信雄は技術と同時に精神面を強調する。「木戸ちゃんは真面目過ぎて、アプローチではどんな状況でもOKに寄せようとする。僕はいいかげんさを教えたんだ」と笑うが、「今のショットなら優勝の可能性は十分」と期待した。2年ぶり2勝目のチャンスに木戸は「ミスをしても気持ちを切り替え、自分のプレーをしたい」と気を引き締めた。

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2014年7月27日のニュース