“なまり”で落ち着く　美香＆比嘉沖縄ペア逆転３＆２

ショットを放つ宮里美香（ＡＰ）

ＵＳＬＰＧＡツアー　インターナショナル・クラウン第２日

（7月25日 米メリーランド州オウイングズミルズ　ケイブズバレーＧＣ＝６６２８ヤード、パー７１）
　絶妙なコンビネーションで強豪を打ち負かした。世界殿堂入りしているウェブらに先手を奪われながら３＆２で逆転勝ち。宮里美は初日は引き分けていたとあって「どうしても勝ちたい気持ちが強かった。真美子ちゃんもそうだと思う」と胸を張った。

　アマチュア世界ランク１位のミンジ・リーが振るわず、ウェブの孤軍奮闘も続かない。宮里美が２打目を３メートルにつけた４番では直後の比嘉が１メートルにつけてバーディーを奪うなど、３ホール連続で日本が取って流れをつかんだ。飛距離自慢の比嘉が豪快なティーショットを見せる。第２打を先に打つ宮里美が正確なショットでグリーンを確実に捉えると、比嘉が「安心して狙いにいくことができた」とさらに内側を狙う作戦で勝利を呼び込んだ。比嘉は「同じ沖縄が故郷でなまりも一緒。凄く落ち着く面もある」と沖縄ペアの相性の良さを強調した。