藍、今季初60台 15番手応えイーグル69で38位浮上

[ 2014年3月23日 05:30 ]

第2ラウンド、1番でショットを放つ宮里藍

USLPGAツアー・JTBCファウンダーズ・カップ 第2日

(3月21日 米アリゾナ州フェニックス ワイルドファイアGC=6583ヤード、パー72)
 62位で出た宮里藍(28=サントリー)は1イーグル、3バーディー、2ボギーの69で回り、通算4アンダー、140で38位に浮上した。野村敏京(21=フリー)が通算6アンダーで16位、宮里美香(24=NTTぷらら)は通算5アンダーで29位、上原彩子(30=モスフードサービス)は通算3アンダーの55位。有村智恵(26=日本ヒューレット・パッカード)は通算1オーバーで予選落ち。イ・ミリム(23=韓国)が通算13アンダーに伸ばし、首位を守った。

 15番パー5。宮里は残り234ヤードの第2打をピン手前下3メートルにつけた。「微妙なスライスだったが、真っすぐ強めに打った」というイーグルパットを決め「気持ちがよかった」とうなずいた。

 ショットに切れが戻った。2番パー5で第3打を1メートルにつけてバーディーが先行。前日は乾燥した気候に対応しきれず、ショットが飛びすぎたが、この日は「3%くらいマイナスして打った。2~3ヤードは変わる」とアジャスト。今季4戦目で初の60台をマークし「いいゴルフができている」と白い歯をこぼした。

 それでも「スコアが出るコースという先入観があるので、バーディーパットが入らないと焦りにつながる」とメンタル面を反省。3日目はショットだけでなく精神面もマネジメントし、さらなる巻き返しに出る。

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2014年3月23日のニュース