葛西Ｗ杯６位入賞　出場２１試合連続１０位以内キープ！

葛西はＷ杯個人第２７戦で６位入賞

　ノルディックスキーのジャンプ男子Ｗ杯は２１日、スロベニア・プラニツァで個人第２７戦（ＨＳ１３９メートル、Ｋ点１２５メートル）が行われ、葛西紀明（４１＝土屋ホーム）は合計２７６・８点で６位となった。セベリン・フロイント（ドイツ）が今季５勝目を挙げ、４位に入ったカミル・ストッホ（ポーランド）が最終戦を残して初の個人総合優勝を決めた。２２日には団体最終戦が行われ、オーストリアが優勝、日本は６位だった。

　右膝痛を抱える葛西は２１戦連続のトップ１０入りを果たした。膝への負担を減らすために本番前の試技は回避。不利な追い風に叩かれた１回目は１２位と出遅れたが、２回目に６位まで巻き返した。「膝の調子は悪い。でもうまく飛べた」と今季は強風で荒れた開幕戦以外は全て１０位以内をキープ。２３日の個人最終戦に向けて「勝って終わりたい」と意気込んだ。