佐渡ケ嶽部屋入門のコロッケ次男が初稽古 憧れ奨菊もエール

[ 2014年2月17日 05:30 ]

角界入りが決まりガッツポーズするコロッケの次男・滝川歩

 タレントのコロッケの次男・滝川歩(18)が大相撲の佐渡ケ嶽部屋(千葉県松戸市)に入門し、16日に初稽古を行った。真新しい黒いまわしを締め、午前7時すぎから稽古場に下りてプロの世界に仲間入り。先輩力士とともに四股、すり足など基本運動を行い、たっぷりと汗を流した。

 初めての稽古を終えた滝川は「半端な気持ちではダメだということが分かった。皆さんに負けないように頑張って体をつくっていきたい」と意気込みを語った。

 小さい頃から体格に恵まれ、大田区相撲連盟所属として小学生時から相撲大会に出場してきた。小学5年時に師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇・琴ノ若)と出会い「大きいね」と声を掛けられて以来、プロへの入門をずっと思案していたという。

 大きな実績はないが、現時点で1メートル72、130キロの体格を誇る。この日の稽古中には憧れの力士だった琴奨菊から「頑張れよ」と声を掛けられた。部屋頭でもある大関は「入ったからには他の力士と同じように自分が厳しく鍛えていきたい。父ちゃんに認められるように頑張ってほしい。彼が強くなれば部屋の底上げにもつながるから」とエールを送った。

 ◆滝川 歩(たきがわ・あゆみ)1996年(平8)1月30日、東京都生まれの18歳。多摩大目黒高3年。小学2年から大田区相撲連盟所属として相撲大会に出場。春場所(3月9日初日、ボディメーカーコロシアム)の新弟子検査を受け、前相撲からデビュー予定。1メートル72、130キロ。血液型O。

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