アイスダンスのリード組は21位 0・39点差でフリー進めず

[ 2014年2月17日 03:42 ]

アイスダンスSD キャシー・リード(左)、クリス・リード組の演技

 ソチ五輪フィギュアスケートは16日(日本時間17日未明)、アイスダンスのショートダンス(SD)が行われ、日本のキャシー・リード、クリス・リード組(木下クラブ)は52・29点で21位。上位20組による17日(同18日)のフリーダンス(FD)に進めなかった。メリル・デービス、チャーリー・ホワイト組(米国)が世界最高の78・89点で首位に立った。

 1番滑走のリード組は冒頭の3連続ツイズル、ステップと息の合った演技を披露。最後のローテーショナルリフトもしっかり決めて、団体のSDを上回る得点をマーク。キスアンドクライで姉のキャシーは小さく何度もうなずき、満足そうな表情を浮かべた。

 「パフォーマンスは良かった。表現面はうまくできた。ただ、ステップワークでミスをしてしまった」とキャシー。右膝に不安を抱える弟のクリスも「1番滑走は苦手で、少しナーバスになってしまった」というものの「とてもいい演技ができた」と振り返った。

 ただ、結果はFDに進出できる20位に0・39点届かず。「明日、頑張ります」と話した姉弟の五輪は「明日」を待たずに幕を閉じた。

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