錦織にまた試練 2回戦の最高気温は44度

[ 2014年1月16日 05:30 ]

試合のない15日、会場内で練習を行った錦織圭

全豪オープンテニス第3日

(1月15日 オーストラリア・メルボルンパーク)
 16日の男子シングルス2回戦で第16シードの錦織圭(24=日清食品)は世界ランキング117位のドゥサン・ラヨビッチ(23=セルビア)と対戦する。予想最高気温は44度で41度だった1回戦以上の酷暑と戦わなければならなくなった。女子ダブルス1回戦で、青山修子(26=近藤乳業)土居美咲(22=ミキハウス)組はバルバラ・レプチェンコ、ラルカ・オラル組に2―6、4―6で敗れた。

 錦織は2回戦に備えて屋外コートで約1時間の調整を行った。フルセットの末に競り勝った1回戦の前日に続いて、この日も最高気温は40度を超える41・5度。新コーチのマイケル・チャン氏の指導の下で体を動かした錦織は上半身裸でも汗びっしょりだった。オーストラリア南部を襲う熱波による酷暑で、嘔吐(おうと)する選手やけいれんを起こす選手が続出。その影響もあって1回戦では全豪史上最多の9選手が棄権した。当初の予報では徐々に天候が崩れて暑さは弱まっていくはずだったが、15日の天候は晴れで、予想最高気温はさらに高くなって44度。錦織には再び厳しい試練が待っている。

続きを表示

2014年1月16日のニュース