国営ロシア鉄道社長 五輪開催費汚職に反論「証拠あるなら示せ」

[ 2014年1月16日 11:33 ]

 国際スキー連盟(FIS)のカスパー会長が、ロシア南部ソチで来月行われる冬季五輪の開催費の3分の1が汚職に消えていると発言したことに対し、国営ロシア鉄道のヤクーニン社長は15日、「証拠があるなら示せ」と厳しく非難した。ロシア通信が報じた。

 ロシア鉄道はソチ五輪の準備で七つのプロジェクトに参画。その中でも、黒海沿岸のソチ・アドレル地区とスキー競技などの山岳会場までを結ぶ自動車道路・鉄道の建設費は2400億ルーブル(約7500億円)だった。

 カスパー氏はスイス人で、国際オリンピック委員会(IOC)の委員も務める。(共同)

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2014年1月16日のニュース