トヨタ 1イニング5発12点圧勝 上野は6安打完封

[ 2013年10月6日 06:00 ]

日本女子ソフトボールリーグ

(10月5日)
 2会場で4試合が行われ、首位のトヨタ自動車は、1イニング5本塁打、12得点のリーグ新記録をマークして日立マクセルに圧勝した。決勝トーナメント進出争いを続ける5位の日立は4位デンソーを破り、同率4位に並んだ。なお大分での2試合は降雨中止となり、7日に延期された。

 <トヨタ自動車>最下位の日立マクセル相手に毎回の15安打で圧勝した。4回に同点に追いつかれると、「負けてもいいという試合などないんだ」と福田監督は5回からアボットを投入。打線はその裏、ワトリーのソロ本塁打を皮切りに、1イニング12得点と5本塁打のリーグ新記録を樹立した。初回の先制打を含め3打点の長崎は今季27打点とし、07年に谷川まき(太陽誘電)がマークした28打点のリーグ記録にあと1。「大台の30打点を目指します」と意欲的だった。

 <ルネサスエレクトロニクス高崎>上野はシオノギ製薬打線に6安打を許しながら要所を締めて完封。11連勝で通算リーグ最多勝記録を177に伸ばした。発表された先発は中野だったが、1回の表に打線が3者凡退となると、中野が1球も投げることなく、上野が登板。上野は通算82回目の完封勝ちに「6、7回は別に1点取られてもいいかなと思っていた。チームの勝利が一番なので、自分の記録のことはこだわっていない」と話した。

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2013年10月6日のニュース