ブラウンズ　逆転３連勝で暫定首位、ＱＢウィーデン奮起

＜ブラウンズ・ビルズ＞パスを投げるＱＢウィーデン

ＮＦＬ ブラウンズ３７―２４ビルズ

（10月3日 クリーブランド）
　過去５シーズンにわたって２桁敗戦を喫しているブラウンズが、地元クリーブランドでビルズに逆転勝ち。開幕連敗から３連勝でＡＦＣ北地区の暫定首位に立った。先発ＱＢブライアン・ホイヤー（２７）が第１Ｑに右膝を痛め退場しながらも、本来のエースＱＢブランドン・ウィーデン（２９）が奮起。同点で迎えた第４Ｑには２ＦＧでリードし、セーフティーのＴ・Ｊ・ウォード（２６）がインターセプトから４４ヤードを走破し、とどめのＴＤをマークした。

　ブラウンズＱＢウィーデンは第３Ｑ残り５分３５秒にＷＲゴードンへ３７ヤードのＴＤパスを成功。これが第４Ｑの攻勢をもたらした。「先発であるかないか関係ない。自分はいつも燃えている」と“リリーフ”で勝利を手にした司令塔は笑顔。第２戦で右手親指を痛め第３ＱＢだったホイヤーに先発の座を譲っていたが、チームが苦境に陥る中で再び存在感をアピールした。