寺本「重圧乗り越えられた」ほぼノーミスで健闘9位 笹田は23位

[ 2013年10月5日 07:46 ]

女子個人総合決勝 寺本明日香の平均台

 体操の世界選手権第5日は4日、ベルギーのアントワープで女子個人総合決勝が行われ、愛知・名古屋経大市邨高3年の17歳、寺本明日香(レジックスポーツ)が4種目合計55・532点で9位と健闘し、18歳の笹田夏実(東京・帝京高)が51・065点で23位だった。予選を首位通過した16歳のシモーン・バイルス(米国)が60・216点で初出場優勝。

 ロンドン五輪代表で予選24位の寺本はほぼミスのない演技を披露し、3種目で14点台に乗せた。予選18位の笹田は最後の段違い平行棒で3度の落下が響いた。

 5日は種目別決勝で、午後2時半(日本時間同9時半)からの男子床運動に新技「シライ」を決めて予選トップの17歳、白井健三(神奈川・岸根高)と2連覇がかかる内村航平(コナミ)が登場し、あん馬に亀山耕平(徳洲会)、つり輪に山室光史(コナミ)が臨む。

 ▼寺本明日香の話 (24位の)予選から挽回できて良かった。気持ちを立て直せた。決勝は集中できたし、会場の雰囲気を楽しめた。重圧を乗り越えられた。

 ▼笹田夏実の話 (段違い平行棒では)1回失敗した後、焦ってしまったのが残念。まだまだ実力が足りない。次は最後まで自分の力が発揮できるように頑張りたい。(共同)

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