羽生が今季初戦でSP首位 フィンランディア杯

[ 2013年10月5日 22:06 ]

男子SPで首位に立った羽生結弦

 フィギュアスケートのフィンランディア杯は5日、フィンランドのエスポーで行われ、男子ショートプログラム(SP)は今季初戦の18歳、羽生結弦(ANA)が84・66点で首位に立った。

 ソチ冬季五輪で初出場を目指す羽生は3回転半ジャンプが1回転半になったが、4回転ジャンプと連続3回転ジャンプを決めた。中村健人(立大)は67・83点で5位。

 女子SPは鈴木明子(邦和スポーツランド)が64・57点で2位、庄司理紗(東京・駒場学園高)は44・71点で8位だった。ユリア・リプニツカヤ(ロシア)が65・49点でトップに立った。

 ▽羽生結弦の話 久々に3回転半を試合でミスしてしまったが、しょうがない。SPで4回転を幸先よく決められたことは自信になった。もっと上を目指してこのプログラムでいい演技ができるようにしたい。

 ▽中村健人の話 (出来は)三十点。うまくまとめられなかった。ただステップやスピンなど絶対取らなければならないところはしっかり取れた。

 ▽鈴木明子の話 シーズン初戦で緊張して慎重になったが、まずまずの出来でほっとしている。観客の反応もすごく良くて自信になった。スタートとしては良かったと思う。

 ▽庄司理紗の話 細かいミスが多かったが、その中で楽しむことができて良かった。きのうまでの練習があまり良くなかったので不安があった。今できることは出せた。(共同)

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