IOCロゲ会長 残り1枠は「質の高さ」基準に選考

[ 2013年6月1日 06:00 ]

 国際オリンピック委員会(IOC)のロゲ会長は31日、ロシアのサンクトペテルブルクで開いた3日間の理事会終了後に記者会見し、20年夏季五輪で実施する残り1競技の選考は、新競技にこだわらず、質の高さを基準に判断するべきだとの考えを示した。

 最終候補の3競技でレスリングと野球・ソフトボールは五輪で実施されたが、スカッシュは実績がない。ロゲ会長は「五輪競技の見直しの目的は最高のプログラムにすることで、新競技を入れることではない。質の高さが問題だ」と述べた。

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2013年6月1日のニュース