渡部暁「自分を高めたい」スキー複合陣が合宿公開

[ 2013年6月1日 18:44 ]

ノルディックスキー複合日本の合宿に参加した渡部暁斗=1日午前、長野県白馬村

 ノルディックスキー複合の日本チームが1日、長野県白馬村での合宿を報道陣に公開し、昨季ワールドカップ(W杯)総合3位の渡部暁斗(北野建設)は来年のソチ冬季五輪に向けて「金メダルを取るために日々を過ごしている。しっかりと自分を高めたい」と抱負を語った。

 5月30日から6月6日までの白馬合宿には7人が参加し飛躍の練習や走り込み、ローラースキーでの基礎固めをテーマにする。この日は合宿入り後初のジャンプ練習で、映像を確認しながら各選手は10回ほど飛んだ。

 昨季W杯で初の表彰台となる3位に入った弟の渡部善斗(早大)は「昨季がまぐれと言われないようにレベルアップしたい」と意気込みを示した。永井秀昭(岐阜日野自動車)湊祐介(東京美装)もまずまずのジャンプだったが、加藤大平(サッポロノルディックク)は背中の痛みのため大事を取って飛ばなかった。

 チームは24日から約3週間、オーストリア、ドイツで雪上での練習を含む合宿を行い、夏のグランプリに備える。

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2013年6月1日のニュース