遼 手応えもかみ合わず…72位と出遅れ

[ 2013年6月1日 06:00 ]

第1ラウンド 8番でバーディーパットを決め、ギャラリーの拍手に応える石川遼

USPGAツアーメモリアル・トーナメント第1日

(5月30日 米オハイオ州ダブリン・ミュアフィールドビレッジGC=7352ヤード、パー72)
 5戦連続予選通過中の石川遼(21=CASIO)は2バーディー、4ボギーの74で72位と出遅れた。昨年大会覇者のタイガー・ウッズ(37=米国)は71で27位スタートとなった。65をマークしたシャール・シュワーツェル(28=南アフリカ)が単独トップに立った。

 昨年9位に入った相性の良いコースで石川はスコアを伸ばせなかった。最終9番、3メートルのパーパットを外すと力なく膝を折った。「ショットはそんなに悪くなかった。たまたまかみ合わなかっただけ」。手応えもあるだけにもどかしさが残った。

 インから出て2ホール目の11番パー5、左ラフからの第3打を2メートルにつけながらバーディーパットがカップに蹴られた。13番のパーパット、7番のバーディーパットはどちらも1・5メートルを外した。高速グリーンも「アイアン(ショット)も止まるし、スピードも去年に比べてそんなに速くはない」との感覚があった。ただ、カップ付近のラインを読み切れなかった。

 後半5番パー5で第2打をクリークに打ち込みボギーを叩いたが、大きなミスはこの一打くらい。パットさえ入れば伸ばせる要素はある。6戦連続予選通過に向け「(取りこぼした)2打、3打を取り返したい」と巻き返しを誓った。

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2013年6月1日のニュース