福田理事 都連会長辞任…職員へのわいせつ告発認める

[ 2013年5月26日 06:00 ]

 職員の女性へのわいせつ行為を告発された全日本柔道連盟(全柔連)の福田二朗理事(76)が25日、都内で行われた東京都連盟の評議員会で同連盟会長職の辞任を了承された。

 全柔連の理事職については、週明けに辞任届を提出する。23日の告発発覚後、初めて公の場に姿を現した福田氏は、報道陣に対応し「ご迷惑をお掛けして申し訳ない」と告発を認め「辞任することで」謝罪の気持ちを表現する意向。11年12月のわいせつ行為後「自責の念で長く悩んでいた」とも話し、1年半後の告発についても「(柔道界の)風通しがよくなったから」と言い訳はしなかった。

 6月11日の全柔連の理事会で決まる福田氏の処分次第では、理事職の辞任届が受理されない可能性もあるが、「決定に従う」と淡々と話した。

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2013年5月26日のニュース