引退・木村庄之助 26日最後の一番…49年の土俵人生

[ 2013年5月26日 06:00 ]

今場所で定年を迎える立行司・木村庄之助は花束を贈られ感無量の表情

大相撲夏場所14日目 

(5月25日 両国国技館)
 定年のため夏場所が最後となる立行司の第36代・木村庄之助(65=井筒部屋)が14日目に記者会見し「好きな相撲の社会と別れるのは寂しい。短かった気がする」と49年の土俵人生を振り返った。

 64年夏場所の初土俵から休場なしで一日1万歩を目標に歩き、快挙につなげた。「力士とぶつからなかったことが長持ちの秘けつ。逃げるが勝ちですから」と笑顔。全勝の白鵬と日馬富士の千秋楽の結びが最後の一番となる。「熱戦が続いている中で裁けるのは行司冥利(みょうり)に尽きる。千秋楽もいつも通りですよ」と話した。

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2013年5月26日のニュース