遼 51位で5戦連続予選突破!充実の連続69

[ 2013年5月26日 06:00 ]

第2ラウンド、3番でパットを打つ石川遼

USPGAツアー・クラウンプラザ招待第2日

(5月24日 米テキサス州フォートワース・コロニアルCC=7204ヤード、パー70)
 50位から出た石川遼(21=CASIO)は、初日と同じ69で回り、通算2アンダー、138の51位で5戦連続の予選通過を果たした。第2ラウンドは雷で2時間余り中断し、50人以上が日没のため競技を終えられなかったが、3日目に順位が確定した。通算10アンダーに伸ばしたマット・クーチャー(34=米国)が首位通過した。

 3バーディー、2ボギーの69でホールアウトした石川は、その時点で4月のマスターズから続く5試合連続予選通過の可能性が高まり、「良くなっているものが、素直に結果に出ていると思う」と充実した表情を見せた。

 出だしの1番で9メートルのバーディーパットを沈めて幸先よくスタート。続く2番から正確なショットでピンに絡めたがパットが決まらず中盤はスコアを伸ばせなかった。だが、15番で2・5メートルを沈め、16番でも4・5メートルをねじ込んで「やっとバーディーが来た。大きかった」と我慢を実らせた。第1ラウンド中には腰痛を訴えたが、「大丈夫」と言い切った。

 前週は出遅れを取り戻し、今季最高の10位。「徐々に自分のいる位置が上がってきている感覚はある。ビッグスコアを目指して攻めたい」と巻き返しを誓った。

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2013年5月26日のニュース