エディージャパン連勝止まった…黒星発進

[ 2013年5月26日 06:00 ]

<日本―トンガ>後半22分、日本のツイ(下)がトライ

ラグビーパシフィック・ネーションズカップ

(5月25日 横浜・ニッパツ三ツ沢球技場)
 開幕戦でトンガ代表と対戦した日本代表は17―27で敗れ、昨年11月のルーマニア戦から続いたテストマッチの連勝は6でストップした。接点で劣勢となり、前半は5―22。後半は12―5と巻き返しただけに惜しまれる敗戦となった。WTB小野沢宏時(35=サントリー)は元木由記雄氏の歴代最多キャップ79に並んだ。大会はフィジー、カナダ、米国を加えた5カ国の1回戦総当たり、日本は来月1日にアウェーでフィジーと対戦する。

 日本代表初のテストマッチ7連勝への壁は序盤にそびえ立っていた。トンガに接点で圧倒され、前半12分までに2トライを許した。今月10日のアジア5カ国対抗最終戦のUAE戦は93―3。相手のレベルが一気に上がったことで「前半は酔っぱらっているような状態だった」とエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ。接点のフォローが遅れ、日本の持ち味である速い展開ができない間に点差が広がった。

 それでも、強力FWのトンガとスクラムは互角以上に戦い、モールでトライも生んだ。ゲームキャプテンを務めたNo・8の菊谷は「低くプレーするまでに時間はかかったけど、ここまでやってきたことをやればいい」と後半の立て直しに手応えをつかんだ様子。日本の進化を証明するためにはきょう26日からのフィジー遠征が試金石となる。

続きを表示

2013年5月26日のニュース