トヨタ自動車 開幕8連勝で独走態勢!

[ 2013年5月26日 06:00 ]

 日本女子ソフトボールリーグ(スポニチ後援)は25日、3会場で6試合が行われ、首位のトヨタ自動車が佐川急便に11―1で圧勝し、開幕8連勝。日立はルネサスエレクトロニクス高崎に逆転負けして6勝2敗となり、ルネサスエレクトロニクス高崎、豊田自動織機、デンソーとともに2位に並んだ。

 トヨタ自動車は初回から佐川急便を圧倒し10点差で8連勝。2位に2差をつけ独走態勢に入った。福田監督は「確かにチームの状態はいい」と余裕。しかし、開幕から不動だった4番を、この日は坂元から6年目の鈴木美に代えた。その鈴木美が期待に応え、4回2死二、三塁で右越え三塁打。「4番を意識しないように、今まで通り自分のバッティングをすることに集中し、いい結果を出せてよかった」と自信をつけた。

 <ルネサスエレクトロニクス高崎 上野4失点も逆転勝ちで2位浮上>逆転勝ちして同率2位に浮上した。市口が2回に同点打、4回に勝ち越し打を放ち、5回は峰の本塁打などで加点。しかしエース上野は4失点で「たくさん投げましたね」と苦笑いだ。毎年5月に襲われる鼻づまりによる寝不足が影響したのか3回まで68球。1点差の最終回も24球を要し、7回で140球は自己最多。それでも「勝たなければならない大事な試合だったので、内容はともかく勝てただけで十分」と話した。

【試合結果】

日立(6勝2敗)
 020 002 0─4
 020 120 X─5
ルネサスエレクトロニクス高崎(6勝2敗)
 (日)山中、小薗―粟倉
 (ル)上野―峰

トヨタ自動車(8勝)
 500 320 1─11
 000 100 0─1
佐川急便(4勝4敗)
 (ト)アボット、山根、中村友、村瀬―渡辺、馬場
 (佐)信長、千葉―野添、山科

豊田自動織機(6勝2敗)
 000 110 0─2
 000 000 0─0
シオノギ製薬(1勝7敗)
 (豊)井俣、栗田―トッピング
 (シ)岩田、松本、村上、岩田―岡

太陽誘電(3勝5敗)
 000 000 0─0
 000 002 X─2
戸田中央総合病院(2勝6敗)
 (太)尾崎―佐藤
 (戸)田家―佐藤

デンソー(6勝2敗)
 100 311 2─8
 000 000 0─0
ぺヤング(3勝5敗)
 (デ)テーラー、近藤、岡野―伊藤
 (ぺ)菊池、小沢―古関、村中

日立マクセル(8敗)
 000 000 0─0
 000 127 X─10
ホンダ(3勝5敗)
 (日)長尾、樋口―篠田
 (ホ)西岡―田井

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2013年5月26日のニュース