シニアデビュー戦の松沢１差！「学費」稼ぎへ逆転だ

＜マイナビシニア＆レディースカップ２０１３初日＞９番、ティーショットを放ち笑顔を見せる松沢知加子

マイナビ創立４０周年・スポニチ創刊６５周年記念事業マイナビシニア＆レディースカップ第１日

（5月25日 千葉県柏市・藤ケ谷カントリークラブ＝男子６８８４ヤード、女子５９８５ヤード、パー７２）
　６９をマークした松沢は「たまたまです。アイアンがトップ気味で結果オーライが多かった」と笑顔を見せた。

　平均飛距離２４０～２５０ヤードの１Ｗが好調で、インから出て３０２ヤードの１７番パー４では１Ｗで第１打をグリーン近くまで運び、残り５０ヤードの第２打をＳＷで放り込んでイーグル。後半の５番からは「５ヤードくらいのパットが入って」３連続バーディーを奪い一時は単独首位に立った。

　１月に４５歳になったばかりで今大会がシニア（女子は４５歳以上）デビュー戦。今春、長男・能大（よしひろ）くん（１２）は中学校、次男・翔大（しょうだい）くん（７）は小学校に入学した。子育てに追われ練習不足という。それでも女子最高の２位で首位と１打差。「賞金を稼ぐのがプロゴルファー。そうなるといい。長男は私立中学に入ったので（賞金は）学費に充てます」と逆転優勝を見据えた。