上村氏 国際柔連に謝罪「心配と迷惑を掛けた」

[ 2013年2月9日 09:33 ]

 柔道女子日本代表の園田隆二前監督らによる暴力とパワーハラスメント問題で、全日本柔道連盟(全柔連)の上村春樹会長は8日、訪問先のパリ市内で国際柔道連盟(IJF)のマリアス・ビゼール会長らと会談し「世界の柔道関係者にご心配とご迷惑をお掛けしたことをおわびした」と謝罪したことを明らかにした。

 上村会長によると約1時間半にわたり、園田氏の辞任や、外部有識者による調査委員会を設置して真相究明に当たる方針などを説明した。ビゼール会長の理解を得た上で「IJFを含めて考え、きちんとやっていくことになった」と協力して再発防止に取り組むことになったという。

 9日から始まるグランドスラム・パリ大会には各国の関係者が集まっており、上村会長は「今回のことをきちんとお話ししようと思う」と事情説明する考えを示した。

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2013年2月9日のニュース