19歳・高藤が王手「優勝しか考えていない」

[ 2013年2月9日 23:17 ]

男子60キロ級準決勝 ロシア選手を破り決勝に進出した高藤直寿(上)
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柔道GSパリ大会第1日

(2月9日)
 男子60キロ級で期待の19歳、高藤が勢いある闘いぶりで昨年12月の東京大会に続くグランドスラム優勝に王手をかけた。準決勝は技を仕掛けてきたロシア選手を倒し、寝技で仕留めた。

 肩車やすくい投げが得意だったが、脚を持つ技は新ルールで反則。「大幅なモデルチェンジが必要」(井上監督)と見られていたが、上々の滑り出しだ。「ことしの一番の目標は世界選手権。(今大会は)優勝しか考えていない」という若武者は、鋭い視線で決勝をにらんだ。(共同)

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2013年2月9日のニュース