暁斗、今季2度目W杯2位 加藤4位、永井9位

[ 2013年2月9日 20:06 ]

W杯複合の個人第13戦で今期2度目の2位となり、表彰台に立った渡部暁斗(左)

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)複合は9日、カザフスタンのアルマトイで個人第13戦を行い、出場選手で個人総合最上位の渡部暁斗(北野建設)は昨年3月以来の優勝はならず、今季2度目の2位となった。加藤大平(サッポロノルディックク)は4位だった。

 前半飛躍(HS140メートル、K点125メートル)で7位の渡部暁は後半距離(10キロ)で一時は先頭に立ったが競り負け、ビヨルン・キルヒアイゼン(ドイツ)が2季ぶりに勝ち、通算16勝目を挙げた。

 永井秀昭(岐阜日野自動車)は9位、渡部善斗(早大)は10位、湊祐介(東京美装)は24位、山元駿(ゴールドウイン)は29位だった。

 ▼渡部暁斗の話 W杯総合でトップ10は僕だけだったので、表彰台に乗るのは最低限の結果。(負傷の影響で)今週は練習をほとんどしていない。それもあって最後は力を出せなかった。

 ▼加藤大平の話 悔しい。後半距離はコースが凍ってがりがり。僕が一番苦手な状態だったが、(渡部)暁斗と一緒に表彰台に立ちたかった。(共同)

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