宮里藍　連続バーディー締めで優勝戦線に残った！

第３ラウンド、通算11アンダーで５位に浮上した宮里藍

ＵＳＬＰＧＡツアーキングズミル選手権第３日

（9月8日 米バージニア州ウィリアムズバーグ　キングズミル・リゾート＝６３７９ヤード、パー７１）
　宮里藍（２７＝サントリー）は５バーディー、１ボギーの６７をマークし、通算１１アンダーの５位に順位を上げた。３日連続の６０台で回り、首位とは５打差の“Ｖ圏内”に踏みとどまった。７０で回った宮里美香（２２＝ＮＴＴぷらら）は通算７アンダーの２１位。ポーラ・クリーマー（２６＝米国）が６５をマークし、通算１６アンダーで首位に立った。

　連続バーディーで一日を締めくくった宮里は「やっと長いパットが入ってくれた」と笑顔を見せた。１７番は３メートル、１８番では６メートルのパットが決まり、風の強まった上がり３ホールで２バーディー。ラウンド中盤はチャンスを決められずに「足踏みが続くなあ」と感じていたが、「そのうちかみ合う」とフラストレーションをためずに最後に流れをつかんだ。初日１２位からじりじりと順位を上げて５位で迎える最終日。首位のクリーマーとは５打差があるものの、２位とはまだ３打しか離れていない。「ポーラがどこまでいくか分からないけど、あと１日あることに感謝して頑張りたい」。

　今週は全英リコー女子オープン（１３日開幕）も控えている。メジャー最終戦に弾みをつけるためにも、優勝を諦めずに最終日を戦う。

　▼５９位・片平光紀　シャンクが３回も出て、自信をなくしてテンポが狂ってしまった。（前半１２番でのダブルボギーなど７４とスコア落とす）