山県 右太腿裏痛め決勝欠場が濃厚に…

[ 2012年9月10日 06:00 ]

 五輪戦士が苦境に陥った。陸上日本学生対校選手権第1日は9日、東京・国立競技場で行われ、男子100メートルでロンドン五輪の準決勝に進出した山県亮太(20=慶大)が、準決勝でトップの10秒31をマークしたものの、右太腿裏を痛めて10日の決勝を欠場することが濃厚となった。男子やり投げのディーン元気(20=早大)も右脇腹痛で欠場した。

 男子100メートル日本短距離界のホープにアクシデントが発生した。ロンドン五輪同種目で準決勝に進出した山県は、準決勝で右太腿裏を痛めた。快調に飛ばしていたものの、ラスト10メートルで異変が起き、ゴールすると患部を押さえて「くそ~!」と叫んだ。チームメートに背負われ医務室へ直行。向かい風の中、トップの10秒31をマークして10日の決勝に進んだものの、軽い肉離れと診断され欠場が濃厚だ。

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2012年9月10日のニュース