NHKアナもきっぱり「はっきりと誤審と言ってもいいぐらい」

[ 2012年9月10日 11:51 ]

寄られた把瑠都(手前)の左足は俵の上に残り、魁聖が先に左手をついたように見えた

大相撲秋場所初日

(9月9日 両国国技館)
 把瑠都―魁聖戦は、明らかな誤審となった。土俵際に押し込まれた把瑠都は左足1本で残しつつ左上手投げ。把瑠都が土俵下に落ちる前に魁聖が先に左手をついた。だが、軍配は魁聖に上がり、物言いもつかなかった。

 NHKテレビ中継のアナウンサーは映像を確認後に「はっきりと誤審と言ってもいいぐらい」と伝えた。土俵下から見た鏡山審判長(元関脇多賀竜)は「把瑠都の体は半分出ていた。流れは完全に魁聖。ビデオを見ながらなら(物言いの)手を挙げられるが、その場で判断しなければいけないから」と説明した。

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2012年9月10日のニュース