北島5位で準決勝へ「しっくりきてる」好感触

[ 2012年8月1日 06:00 ]

競泳男子200M平泳ぎ予選で1着のアンドリュー・ウィリス(右)と健闘をたたえ合う北島康介

ロンドン五輪競泳

 男子200メートル平泳ぎ予選が31日に行われ、北島康介(29=日本コカ・コーラ)は2分9秒43の全体5位で準決勝に進んだ。予選からきっちり2分10秒を切り、「悪くないと思いますよ。まだ余裕あるし、うまく体を使えていた。200メートルの方がしっくりきている」と手応えは上々だ。

 100メートル5位で3連覇を逃してから中1日。前日は恩師の平井ヘッドコーチに練習を見てもらった。特別大きな修正はしていないが「100メートルより、いいんじゃない」と声を掛けられた。「平井先生が一生懸命見てくれる。自分の心の安定感につながっている」と100メートル惨敗のショックを引きずることなく、調整に取り組めている。

 日本チームの銅メダル3連発には大きな刺激を受けた。「凄いよね。(100メートルで)ちょっと流れを止めた責任感があった。後輩たちが頑張っているので、自分も止まっていないで、チャンスをものにしないといけない」。世界王者ジュルタ(ハンガリー)が順当に1位通過し、ライバルの仕上がりも順調そうだ。「もう1回勝負しにいく準備をしたい」と気合を入れた。

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2012年8月1日のニュース