中国もマークする19歳 佳純 進歩を実感「前よりも成長できた」

[ 2012年8月1日 07:26 ]

女子シングルス準決勝で中国の李暁霞(左)に敗れた石川佳純

ロンドン五輪卓球

 女子シングルスで日本勢で初めて準決勝に進出した第4シードの石川佳純(19=全農)は、第2シードの李暁霞(24=中国)に1―4で敗戦。1日、日本卓球界初のメダルをかけてフェン・ティアンウェイ(25=シンガポール)との3位決定戦に臨む。

 準決勝の相手は主要大会で過去3戦3敗の難敵。中国はメダル死守へ、石川、福原らの日本勢対策を徹底し、李暁霞も「日本選手の対策は十分にやっている」と話した。

 石川はミスが目立ち、第1、2ゲームを連取された石川だったが、第3ゲームは8―10から追い付き、10―11からの3連続得点で奪う粘りを見せた。最後は身長差16センチの相手のパワーに屈したが、「後半は自分らしいプレーができた。ドライブも返せたし、前よりも成長できていた」と手応え。3位決定戦に向けては「焦らずに自分の卓球をする」と気持ちを切り替えた。

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