田植えで褒められた白鵬「いつ相撲を辞めても大丈夫だ」

[ 2012年6月3日 17:15 ]

「白鵬米」の田植えをする横綱白鵬

 北海道滝川市の観光大使を務める横綱白鵬が3日、市内で「白鵬米」と名付けられた道産米の田植えをし、PRに一役買った。

 快晴の中、「白鵬米」と書かれた鉢巻きをして約10人の子どもたちと田んぼに入った。上手と褒められると「これでいつ相撲を辞めても大丈夫だ」と、冗談を飛ばした。

 一緒に田植えを体験した小樽市の小学3年、阿部奎志君(8)は「横綱は大きかった。植えたお米を秋になったら食べたい」と話した。

 今回の田植えで収穫された白鵬米はモンゴルや東京・両国国技館の相撲教習所に寄贈される。白鵬米は道産米の「ななつぼし」の中から、タンパク質が低い、味が良いものだけが選ばれる。

 母国モンゴルに米作りを広めたい白鵬が2010年6月、産地である滝川市の観光大使に就任した。

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2012年6月3日のニュース