師匠の大島親方の定年で…旭天鵬ら友綱部屋へ移籍 

[ 2012年3月24日 20:47 ]

 大相撲の大島親方(元大関旭国)=本名太田武雄、北海道出身=が4月に日本相撲協会の定年となる65歳を迎えるのに伴い、幕内旭天鵬ら力士7人が同じ立浪一門の友綱部屋に移籍することが24日、分かった。

 大島親方と友綱親方(元関脇魁輝)が連名で移籍に必要な書類を相撲協会に提出した。4月の理事会で承認される見込み。大島部屋は閉鎖となる。

 大島親方は1980年3月に立浪部屋から独立して部屋を創設。横綱旭富士ら10人の関取を育て、小結旭鷲山の活躍はモンゴル勢の隆盛の先駆けとなった。

 37歳でモンゴル出身の旭天鵬が2005年に日本国籍を取得し、部屋を継ぐ準備をしてきたが、現役続行を決意。大島親方は新たな所属先を探していた。旭天鵬は「すごく悩んだ。(部屋が閉鎖する)寂しさはある。こうなったからには(現役で)頑張りたい」と話した。

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2012年3月24日のニュース