東レ 久光下し2シーズンぶり4度目V

[ 2012年3月24日 17:55 ]

久光製薬を破って優勝し、表彰式でトロフィーを掲げ喜ぶ荒木(中央)ら東レの選手たち

 バレーボールのプレミアリーグの決勝ラウンド第4日は24日、国立代々木競技場で女子決勝を行い、東レ(レギュラーシーズン1位)が、5季ぶりの優勝を狙った久光製薬(同2位)に3―0で勝ち、2季ぶり4度目の優勝を果たした。全日本選手権との2冠。東レの荒木が最高殊勲選手に選ばれた。

 東レは第1セットを苦しみながらも32―30で制し、第2セットは新人センター二見や迫田の活躍で25―16で圧倒。第3セットも木村沙のアタックがさえて25―22で奪った。3位決定戦はデンソー(同3位)が岡山シーガルズ(同4位)を3―2で下した。

 ▼菅野幸一郎・東レ監督の話 非常に苦しい試合だった。高田ら日本代表以外の選手も、チームを支えてくれている。二見は勢いがあったので起用した。木村沙がいるので、周りが思い切ってプレーできる。

 ▼荒木絵里香の話 強い気持ちで勝ちきることができた。(4季ぶりの最高殊勲選手には)驚いている。いいパフォーマンスはできていない。

 ▼久光製薬・大東雅史監督の話 1セット目はセットポイントを取った回数は多かったが、コンビネーションのミスで決めきれなかった。紙一重のところを取るか取らないかが、今後の課題。

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