長谷川　８度目の挑戦実る　「うれしい」

　アルペンスキーの全日本選手権技術系第２日は２４日、札幌市サッポロテイネで女子大回転を行い、昨年の世界選手権（ドイツ）代表で２５歳の長谷川絵美（サンミリオンク）が１回目に首位に立って逃げ切り、合計タイム２分２４秒１１でこの種目初優勝を果たした。

　長谷川は８度目の挑戦で初めて大回転の日本一に輝いた。「欲しかった。うれしい」と笑みが絶えなかった。

　１回目に無駄のないスムーズな滑りで首位に立ち「ガスが出ていて、びびった」という２回目も冷静にターンをつないで好タイムを出した。２５日の回転に向けても「調子は悪くない。（優勝を）狙います」と自信たっぷりの様子だった。