W杯5位の湯浅「時差ぼけ」今季初国内戦は8位

[ 2012年3月24日 06:00 ]

アルペンスキー 全日本選手権技術系第1日

(3月23日 札幌市サッポロテイネ)
 男子大回転を行い、23歳の大越龍之介(東急リゾートサービス)が2回とも最速タイムを出し、合計2分21秒05で2季ぶり2度目の優勝を果たした。北海道・北照高3年の成田秀将が1秒07差の2位に入り、佐々木明(エムシ)がさらに0秒65差で3位だった。今季国内戦初登場の湯浅直樹(スポーツアルペンク)は8位と精彩を欠いた。

 今季のW杯の回転で自己最高の5位に2度入るなど躍進した湯浅は、長期間の欧州転戦から戻ったばかり。「時差ぼけが全開。全体的に何もできなかった」と疲れた様子で8位に終わった。出身地が近くサッポロテイネはスキーを覚えた愛着の深いゲレンデ。「まさかここでレースができるとは思わなかった」と感慨深げだった。佐々木は1回目に出遅れたが、2回目に巻き返して表彰台に上った。「普通に滑って遅い。練習不足」と、浮かない表情。5季ぶりの優勝を狙う2日後の回転に向け「雪が難しい。スタート順が良ければいい」と話した。

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2012年3月24日のニュース