穂積3000メートルで15位「今季最低のレース」

[ 2012年3月24日 06:00 ]

スピードスケート 世界距離別選手権第1日

(3月22日 オランダ・ヘーレンフェイン)
 女子3000メートルで穂積雅子(ダイチ)は4分13秒07の15位、石野枝里子(日本電産サンキョー)は4分13秒42の16位と振るわなかった。石沢志穂(トランシス)は20位。マルティナ・サブリコバ(チェコ)が4分1秒88で圧勝し、4大会ぶり2度目の優勝を果たした。日本勢が出場資格を獲得できなかった男子1500メートルはデニー・モリソン(カナダ)が1分46秒44で制した。

 穂積はレース前に設定した4分4秒50の目標タイムから8秒以上遅れ「今季最低のレース。練習で追い込みきれなかった自分の責任」と唇をかんだ。世界記録保持者クラッセン(カナダ)に序盤からみるみるリードを広げられた。1800メートル付近で「駄目だと思った」と気持ちが切れると、周回ごとのラップタイムはさらに落ちた。右足の負傷で昨年12月の全日本選手権を欠場し2月の世界選手権に出場できず今大会に懸けてきた。得意な5000メートルは24日。「反省して立て直したい」と誓ったが、表情はさえなかった。

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2012年3月24日のニュース