鶴竜 完敗で一歩後退「一番やってはいけない形」

[ 2012年3月18日 19:35 ]

稀勢の里(左)に敗れ、初黒星を喫した鶴竜

大相撲春場所8日目

(3月18日 大阪府立体育会館)
 鶴竜に土がついた。立ち合いは互角だったが、稀勢の里の強烈な左おっつけに体が浮いて完敗。「一番やってはいけない形になった。立ち合いに集中しすぎて、後の動きが駄目」とうつむいた。

 初日からの連勝は「意識しなかった」と言うが、稀勢の里に5連敗となり「今度こそは、という気持ちがあったかも」と力みを悔やんだ。

 13勝以上なら大関昇進の目安とされる3場所合計33勝に届くが、優勝争いとともに一歩後退。9日目は全勝の白鵬に挑む。「終わったことなので切り替えて頑張ります」と自分を落ち着かせるように話した。

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2012年3月18日のニュース