W杯最終戦は1回で打ち切り…伊東16位、竹内22位

[ 2012年3月18日 19:44 ]

 ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は18日、スロベニアのプラニツァでフライングヒル(FH=HS215メートル、K点185メートル)による最終の個人第26戦を行い、伊東大貴(雪印メグミルク)は188メートルと伸びず、198・5点で16位に終わった。強風のため1回目で成績を決めた。

 4勝を含め表彰台に9度上がった26歳の伊東は、個人総合とFH種目別で4位。日本勢の総合10位以内は2003~04年シーズンで8位に入った葛西紀明(土屋ホーム)以来8季ぶり。29歳のアンデシュ・バルダル(ノルウェー)が初の総合王者に輝いた。最終戦はマルティン・コッホ(オーストリア)が今季3勝目、通算5勝目を挙げた。

 24歳の竹内択(北野建設)は22位で終え、総合は自己最高の13位となった。最終戦にはW杯個人総合の上位ら31人が出場した。

 ▼伊東大貴の話 けがなし、悔いなしです。自分では実質(海外での)2勝だと思っている。満足はしていない。もっと勝つためにいろいろ探したい。自信は持ったが油断はできない。

 ▼竹内択の話 今季の自分の目標を達成できてよかった。簡単ではなかったけど、自分のジャンプをすればできると感じた。来季は総合10位以内を目標にする。(共同)

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2012年3月18日のニュース