白鵬、ただ一人8連勝 綱獲り把瑠都は1敗守る

[ 2012年3月18日 19:02 ]

白鵬が寄り切りで栃ノ心を下す

 大相撲春場所8日目は18日、大阪府立体育会館で行われ、横綱白鵬は栃ノ心を力強く寄り切って、ただ一人8連勝とした。7場所連続の8日目での勝ち越しで、1場所15日制が定着した1949年夏場所以降では玉の海を抜いて単独1位。横綱昇進が懸かる大関把瑠都は時天空を豪快に押し出して1敗を守った。

 7連勝で白鵬に並んでいた関脇鶴竜は大関稀勢の里に押し出されて初黒星を喫した。稀勢の里は5勝目。他の大関陣は琴奨菊が小結臥牙丸を上手投げで退け、日馬富士とともに6勝目。琴欧洲は関脇安美錦に突き落とされて3敗となった。

 白鵬を1敗で追うのは把瑠都、鶴竜のほか平幕の翔天狼。十両は千代大龍が1敗で単独トップ。

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2012年3月18日のニュース