余裕たっぷりのシュリー 「勝てたのは良かった」

[ 2012年1月2日 15:30 ]

ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプは1日、ドイツのガルミッシュパルテンキルヘンで年末年始恒例のジャンプ週間第2戦を兼ねた個人第9戦(HS140メートル、K点125メートル)を行い、グレゴア・シュリーレンツァウアー(オーストリア)が2大会連続の今季3勝目、通算38勝目を挙げた。

 7日に22歳となるシュリーレンツァウアーが1回目のリードを守って2連勝した。「自分の最高のジャンプではなかったが、それでも勝てたのは良かった」と余裕たっぷりだった。

 ジャンプ週間は記念の60回目を迎え、4戦全勝した選手に賞金100万スイスフラン(約8200万円)が贈られる。過去に2001~02年のハンナバルト(ドイツ)しか達成していない偉業に挑む08~09年シーズンのW杯総合王者は「まだ半分。この先何が起こるか分からない」と気を引き締めた。(共同)

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